イワサキ経営スタッフリレーブログ
2026年10月
2026.10.20
お金は劣化し続けるチケット
預金残高が増えるとワクワクし、安心します。
ですが、最近はビットコインなどというものも出現し、お金ってその実体はなんだ?と思うことはないでしょうか?
私は最近紙幣を使うことすらなくなりました。
つまり、お金は銀行のデータベースになってしまった感があります。
では、ある日突然このデータベースが消失して、私のお金が消えてしまうなんてことはないのでしょうか?
金本位制が生きていた頃、現金は金と交換できる実体がありました。
でも今は単なる信用でしかありません。通貨が増発されれば、世の中のお金はどんどん増えていってしまうのです。
物やサービスはそう簡単には増えませんから、その結果、インフレがおこりお金の価値が目減りしていきます。
では、お金をどんどん印刷して得をする人は誰でしょう?これは借金をしている人です。
借金の価値がどんどん目減りしていきますから。そして損をするのは現金を大事に持っている人です。
構造的に見ると、最も借金をしているのは国家や企業です。
そして現金を大切に銀行に預けて預金残高を眺めて喜んでいるのは国民です。
国家が刷ったお金は、まず金融機関や大企業、資本家の手に渡ります。
一般労働者の給料として行き渡るまでにはだいぶタイムラグがあります。
労働者の給料が上がる頃には、既に世の中の物価や家賃は上がり切っていて生活は豊かになりません。
ここ数年日本でもこの現象が顕著です。
つまり、お金とは、国家によって際限なく生み出され、常に価値が薄められ続けているデータであるといえます。
価値が劣化する前に、自分の人生を豊かにしてくれる真の資産へと交換できると良いと思いますが、
では何に交換すれば良いのでしょうか?第一は世界で価値を生産し続ける企業の所有者になる。
つまり株に交換。企業は現金の目減りに対して圧倒的優位な立場にいます。
今は世界株式インデックスなんていう便利なものもあります。これなら個別銘柄に左右されません。
第二は人的資本、つまり自分自身への投資です。進化が凄まじいAIに仕事を奪われると嘆くのではなく、
AIを使えるスキルを手に入れるための投資、自分の健康維持への投資を惜しまない。
自分自身の価値が膨らんでいけば、預金残高が少々目減りしても大丈夫です。
そして第三は時間。お金は無限に増えていきますが、時間は決して増えません。
自分の時間を作り出すための設備投資をする。
作業をお願いできるAIの有料プラン契約、優秀なPC・ロボット家電を購入する、などが考えられるでしょうか。
お金を信じ預金残高を眺めて喜ぶ習慣をちょっと見直し、
本当に自分の資産が増えているかな?と考えて能動的に行動してみてはいかがでしょうか?
イワサキ経営グループ 税務審理室 小宮山麗子
2026.10.05
午後を豊かに
私は普段相続や財産コンサルティングを中心に、みなさまの大切な資産を守るお手伝いをしております。
突然ですが、みなさまは「人生の午後」という言葉を耳にされたことはありますでしょうか。
人の生涯を太陽の動きにたとえると、40代頃からは、ちょうど正午を過ぎてゆっくりと夕方に向かっていく「人生の午後」の時間にあたるそうです。
私自身も40代後半となり、まさにこの時間を歩んでいる真っ最中です。若い頃のように自分のことだけで突っ走るのではなく、周りを見渡したり、これからの生き方や本当に大切なものは何かを、ふと立ち止まって考えることが増えたように思います。
「日が暮れていく」と聞くと、少し寂しい気持ちになる方もいらっしゃるかもしれません。でも、夕日って本当に美しいものです。私は、だんだんと赤く染まっていく夕暮れの空を眺めるのがとても好きなのですが、昼間の力強い日差しとはまた違った、温かさと深く穏やかな輝きがあります。「人生の午後」もそれと同じで、これまでの歩みを振り返りながら、より深く豊かな時間を育んでいく素晴らしい季節なのだと感じています。
私たちが日々携わっている相続のご相談も、まさにみなさまの「人生の午後」の大切なひとコマです。
相続対策というと、「税金をどれだけ減らせるか」といった難しい手続きのイメージが強いかもしれません。もちろんそれも大切ですが、一番の目的は、ご自身がこれからの人生をどれだけ安心して、笑顔で過ごせるか、そして大切に築いてこられた資産と「想い」を、どうやって次の世代へつないでいくかだと考えています。
資産を次の世代へ引き継ぐためには、少し早めの準備や、時代の変化に合わせた定期的な見直しが必要になることもあります。だからこそ、私たちは一時的な手続きのお付き合いではなく、お子さま、お孫さまの代まで「3世代にわたって寄り添えるパートナー」でありたいと願っています。
みなさまが歩まれる大切な「人生の午後」が、温かい夕日のように充実した、心地よい時間となりますよう、これからもみなさまと同じ目線で、一歩一歩共に歩んでまいります。
イワサキ経営グループ 相続資産税静岡
勝又 健太郎
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