イワサキ経営スタッフリレーブログ

2018年01月

2018.01.23

読書効果 ~渡邊 貴洋~

 最近は本離れがどんどん進んで本を読まない人が多くなっているそうです。調査結果での社会人男女の平均数を出したところ、2.58冊という結果になったそうです。またその調査によると全く読まないという人が最も多く全体の1/3以上を占めています。しかし読書には習慣化することによりさまざまな効果が得られます。

① 語彙力が高まる。
知っている言葉が少ないと会話のバリエーションが少なくなってしまいます。言葉をたくさん知るために効果的なのが読書です。語彙力が高まると世代やジャンルに関係なく自然と話ができるようになれるかもしれません。
② 文章力があがる。
たくさんの言葉や知識、言い回しを知れば文章を書くときにも役立ちます。文章は書くことで鍛えられるのはもちろんですが、読むことでも効果的に鍛えることができます。
③ 想像力が高まる。
小説などのフィクションを読むと想像力が高まります。本を読みながら自分の頭のなかで情景を思い浮かべる作業が人の想像力が高めます。
④ ストレス解消になる。
読書で得られるストレス解消効果は思っているよりずっと大きいです。
非日常を体験することはストレス発散効果があります。
⑤ 相手の気持ちがわかるようになる。
読書を通してさまざまな登場人物の心理を知ることができます。さまざまな人の気持ち・考え方を知ることで、共感する能力を鍛えることができるかもしれません。物語を読み進める際には、登場人物の心理を行動から想像する機会もありますし、現実世界でも他人の気持ちを想像することは、コミュニケーションを取るうえでとても大切になります。日頃から読書をして相手の気持ちを考える力を身につけていれば、人間関係に悩んだ際には自分だけではなく、相手の立場でも物事を考えられるのではないでしょうか。
⑥ 電車などの移動時間や空いた時間を有効活用できる。
会社の行き帰りは貴重な自由時間です。これだけの自由時間を有効に使わない手はありません。 
現代はわからないこと困ったことがあればスマートフォンですぐに何でも調べられます。しかし、1冊の中に著者の考え方や情報を詰め込んだ本をたまには読むことも大事なのではないかと感じます。

2018.01.23

ローカルベンチマークの活用 ~勝間田 佳祐~

 ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)をご存知でしょうか?企業の経営改善、生産性向上に向けた自社の現状認識や、金融機関等の支援機関との対話のツールとして経済産業省から公表されています。

6つの財務指標(売上増加率、営業利益率、労働生産性、EBITDA有利子負債倍率、営業運転資本回転期間、自己資本比率)の分析結果と、4つの視点(経営者への着目、事業への着目、関係者への着目、内部管理体制への着目)に基づく非財務情報把握のためのシートを、経営者や各支援機関にとってわかりやすい形で提供します。
企業の経営者と金融機関、支援機関の対話を深めるきっかけとして使われることを念頭に置いて、それぞれの利用者にとってわかりやすく、使いやすいものを目指して、設けられたものです。
また「産業・金融一体となった地域経済の振興を総合的に支援するための施策」であり、地域経済施策や中小企業施策、地域金融施策の「結節点」となるべきものであります。
さらに経営者自身も課題に気づき、緊張感を持って経営改善に向けた目標の設定や共有、「PDCAサイクル」を機能させるための出発点とすることも期待されています。
ロカベンは、中小企業庁「中小企業等経営強化法」との連携しながら活用できます。「経営力向上計画」策定の際の経営分析に、ロカベンの財務指標等を使用したり、経営革新等支援機関が中小企業と、財務・非財務情報の基本事項について認識の共有を進める際に、企業がロカベンを活用したりできます。
ロカベンというツールは、シンプルでもありますが、その理解もなかなか難しいかもしれません。しかし、そこで迷ったところ、わからないところが出てきたことが大切です。
今までの「わからないことがわからない」よりはいいと思います。わからないことがわかったら、後は、「わからないことをわかるようにする」だけです。難しいようであれば、専門家に相談するようにしてください。
 「事業の内容・成長の可能性」を銀行に示すことができるロカベンを活用して、金融機関や支援機関との対話、新しい銀行融資のチャンスに取り組んで頂きたいと思います。

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