イワサキ経営スタッフリレーブログ

2023年11月

2023.11.20

音楽が人に与える影響

みなさんは普段何気なく耳にする音楽が、私たち人間にどんな影響を与えるか考えたことがありますか?

その何気なく聴いている音楽に、実は助けられているかもしれません。
では、音楽に助けられているかもしれないとはどういったことなのでしょうか。
音楽を聴くと、科学的に下記のようにプラスの影響があることが証明されています。
耳から脳に伝わる→副交感神経の働きが高まる→ドーパミン(幸福度が高まる)の分泌を促す→
自律神経のバランスが整う→ストレス・不安の軽減、脳の活性化、自尊心の向上

実際に医療の現場でも「音楽療法」という治療法があり、認知症やパーキンソン病など数々の治療に
利用され、効果を得ています。

また、音楽を聴くと当時の記憶が鮮明によみがえるため、コミュニケーションが苦手な人や表現が苦手な人でも、思わず自分から当時の思い出を語りだしてしまうような力もあります。

私自身も高校から続けているバンド活動により、自己肯定感が上がったことを実感しました。
初めてライブをするときは自分の演奏に自信がないため周りの反応ばかりを気にしていましたが、
だんだんと不安以上に楽しいという気持ちでいっぱいになり、マイナスの気持ちは全てどこかへ
飛んで行ってしまいます。
ライブをしていない時も、音楽を聴くと自然と気持ちが高まり、やる気に満ち溢れていくことを感じています。音楽にはたくさんの力があることが分かります。
それは聴く人や受け取る人によって、それぞれ違う力を発揮していると思います。

音楽を聴くことが習慣になっている人も多いかと思いますが、実は音楽には私たちにとってたくさんの
プラスの力があることを知れば、少し考え方が変わってくるかもしれません。
今後行き詰まりを感じた時、音楽を聴いてみてください。もしかしたら、違った思考にたどり着き、
道が開けてくるかもしれませんよ。

イワサキ経営グループ 監査部一課 鈴木晴菜

2023.11.01

相続登記の義務化をご存じですか?

その前に、相続登記とは何か分かりますか?
具体的には、土地、建物及びマンション等を所有されている方が亡くなった際、相続人の名義に変更する事です。
ちなみにこの原稿作成時の令和5年8月時点では、まだ相続登記は義務化されておりません。
それでは、いつから相続登記が義務化されるのでしょうか?
結論ですが、令和6年4月1日から義務化されます。ここで注意をして頂きたいのは、令和6年4月1日以前に生じた相続についても適用される、という事です。
今までであれば①相続登記は義務では無い事、②専門家に依頼する場合には費用がかかる事、を理由に特に急いで
相続登記をしなくてもいい、と思う方も多かったと思います。
では、具体的にいつまでに相続登記をしなければいけないのですか?
下記のいずれかの遅い日から3年以内です。

1.施工日(令和6年4月1日)
2.自己の為に相続開始を知り、かつ不動産の所有権を取得した事を知った日

つまり、過去の相続で取得した不動産は、令和9年4月1日までに相続登記をしなければなりません。
ここで相続登記の期限の件で気になる方がいるかもしれません。具体的には、相続人が複数いる場合で、遺産分割協議がまとまらずに、3年以内にできない場合です。
この対処方法を国は予定しています。相続人申告登記と言われる制度です。
具体的には、3年以内に遺産分割協議がまとまらない場合

1、登記上の所有者が亡くなった事
2、自らが相続人であることを法務局に申し出ることで、相続登記の義務を守った事とみなされます。

では、3年以内に相続登記も相続人申告登記もしない場合、どうなるのでしょうか?
正当な理由がないのに、義務違反をした場合には、10万円以下の過料がかかります。
なぜ相続登記が義務化されるのか、といいますと現在、所有不明な土地の大きさは、九州の大きさを超える、
と言われています。その為、所有者不明土地が多いと土地所有者と連絡がつかず、迅速に土地の利用が出来ない等の不利益が生じるからです。皆さん、可能な限り早く相続登記に取り組みたいですね。

イワサキ経営グループ
相続資産税課沼津 渡邊琢也

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