イワサキ経営スタッフリレーブログ
2021.01.30
読書効果
新型コロナウィルスの影響でまだまだ外出自粛が余儀なくされていますが、『読書週間』に合わせ、日本財団(東京)が全国の17歳~19歳の男女計1000人に実施した調査で、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う外出自粛で、24.9%が読書量増えたと答えたことが分かったそうです。調査結果によると、読書が『好き』と答えたのは59.7%、『嫌い』は12.8%だったそうです。好きと答えた人ほど、コロナの影響で読書量が増えたと回答していたそうです。一方、読書量が『減った』は6.0%で『変わらない』は69.1%だったそうです。1ヶ月間に読む本の冊数は『1冊~2冊』が44.8%で最も多く『全く読まない』の32.7%が続きました。6.8%は7冊以上と回答したそうです。読書には習慣化することによりさまざまな効果が得られます。
① 語彙力が高まる。知っている言葉が少ないと会話のバリエーションが少なくなってしまいます。言葉をたくさん知るために効果的なのが読書です。語彙力が高まると世代やジャンルに関係なく自然と話ができるようになれるかもしれません。
② 文章力があがる。たくさんの言葉や知識、言い回しを知れば文章を書くときにも役立ちます。文章は書くことで鍛えられるのはもちろんですが、読むことでも効果的に鍛えることができます。
③ストレス解消になる。読書で得られるストレス解消効果は思っているよりずっと大きいです。
非日常を体験することはストレス発散効果があります。
④相手の気持ちがわかるようになる。読書を通してさまざまな登場人物の心理を知ることができます。さまざまな人の気持ち・考え方を知ることで、共感する能力を鍛えることができるかもしれません。物語を読み進める際には、登場人物の心理を行動から想像する機会もありますし、現実世界でも他人の気持ちを想像することは、コミュニケーションを取るうえでとても大切になります。日頃から読書をして相手の気持ちを考える力を身につけていれば、人間関係に悩んだ際には自分だけではなく、相手の立場でも物事を考えられるのではないでしょうか。
現代はわからないこと困ったことがあればスマートフォンですぐに何でも調べられます。しかし、1冊の中に著者のノウハウが詰め込まれた本を読むのも、新型コロナウィルスで厳しい今、大切なのではないでしょうか。
~渡邊 貴洋~