イワサキ経営スタッフリレーブログ

2011.05.31

アンパンマンから学ぶ ~吉川正明~

 最近、東日本大震災の被災地で、人気アニメ「それいけ!アンパンマン」のテーマソングが繰り返し流れていると聞きました。

そして、その歌が震災にあった多くの人々の心を励ましているようです。
一見子供向けの幼稚な歌に思いがちですが、
「そうだうれしいんだ生きるよろこび、たとえ胸の傷が痛んでも」
「なんのために生まれてなにをして生きるのか」
など、この歌には心に響く歌詞が多く含まれています。
アンパンマンは子供達に大人気のヒーローです。震災後も、被災地の子供達に生きる勇気と希望を与え続けています。
しかし、アンパンマンは他のアニメのヒーローとは違い、バイキンマンにやられて弱音を吐いたり、すぐジャムおじさんに助けを求めたりと、ヒーローに似つかわしくない行動も多く見られます。
それでも新しい顔を作り直してもらうとまた元気に飛び立っていく。
どんなに苦しくても、傷ついても、身近な人を助けるために飛び立っていくアンパンマンの姿が、被災地の人々やそれらを支援したいと願う日本人の熱い心を燃やしているのでしょう。
誰もが認めるヒーローではなく、家族や友人、身近な人の小さなヒーローになって、大切な人を守ったり、助けたり、そんな生き方がとても大切なことだと、アンパンマンは教えてくれているような気がします。
この歌が注目されることで、小さくても勇気を持って、自己犠牲の精神で今できることを精一杯していきたいと改めて感じさせられました。

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