イワサキ経営スタッフリレーブログ

2007.12.04

食の安全って? ~志田将彦~

 近頃、たてつづけに食品会社の不祥事がおきています。ミートホープ、赤福、吉兆、白い恋人の石屋製菓、新しいところではマクドナルドのFCでもありました。これだけ続くと、普段、口にしている食品の安全性に対しておおいに疑問を感じてしまいます。

 私は以前、小売業で働いていたことがあります。生鮮食品も扱い、鮮魚・精肉・青果店はテナントが運営していました。その各テナントの店長に、仕事上の裏話を色々と教えてもらったのですが、その話は衝撃的でした。皆さんは「リパック」ってご存知でしょうか? 生鮮食品がその日に売れ残ったとき、リパック(再パック)して次の日も陳列し、賞味期限(または消費期限)のシールは日付を新しいものに書き換える。というものですが、多くの方がご存知だと思います。でも、更に進んだ?事が行われていたのはご存知でしょうか?
例えば、マグロ。
さくで陳列して販売。売れ残ったら・・・。
リパックして陳列。状態が悪ければ「お造り」にする。更に売れ残ったら・・・。
ぶつ切りにして「山かけ」用に。更に・・・。
状態が落ちたら、たたいて「ネギトロ」用にする
牛肉
陳列。売れ残ったら・・・。
リパック、陳列。変色した肉はタレ漬けにして売る。(味付け肉にするとよく売れる。見た目もごまかせる。)売れ残ると・・・。 
油を混ぜて挽肉にして陳列。
リパック、陳列。変色した肉は「手作りハンバーグ(生)」に加工。
変色したら「ハンバーグ弁当」のおかずに?
このような技?以前はあちこちで使われていたそうです(知り合いの店長達が言っていたかは知りません)。皆さんはどう思われますか?
最近では食の安全が問われるようになり、このような事をしている業者はなくなったのかもしれませんが、これだけ食品会社の不祥事が続くと、ついつい食品売り場に並んでいる商品を見ると疑いの目で見てしまいます。
形ばかりの賞味期限、製造年月日などをあてにするよりも自分自身が確かな目や舌で確認するのが一番ではないでしょうか?
あなたの食は大丈夫ですか?

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