イワサキ経営スタッフリレーブログ

2024.12.04

ETCXが目指す世界とは

現代社会の日常の生活の中には、キャッシュレス決済の波が押し寄せている。それはドライバーを取り巻く環境も同様で、有料道路の支払いは、ETCが主流となっている。運転中に立ち寄るドライブスルーやガソリンスタンド、コンビニ等でも、キャッシュレス決算を利用する場面が多く存在する。

ただ、財布やスマホを取り出さずに料金の支払いができるところは、ETCが使用可能な有料道路の料金所だけである。支払いをするために、運転中にわざわざ財布やスマホを探さなくてはならない。この行為は、非常に危険で、事故を引き起こす可能性も含んでいる。また、ドライバーにとってもストレスのかかる行動となる。

ETCXが目を付けたのが、この点で、ハンドルから手を離すことなく、支払を完了させることができるタッチレス決済を目指しているという。

ETC非対応の有料道路、飲食店等のドライブスルー、コインパーキング、立体駐車場、ガソリンスタンド、EVスタンドなど、こういった場所では、必ず財布かスマホを事前に準備しなければならない。時には、現金、特に硬貨を準備したりする必要もあったりして、その都度、ストレスを感じる方も多いと思う。

そこが、タッチレス決済になったら、非常に便利で快適になり、ストレスも感じず、支払いにかかる時間も短縮される。

しかしETCXを導入してタッチレス決済になっても、どうしても一時停止をしなければならない。そこが、問題ではあるが、ETCでも一時停止しなければならない場所がある。それは、スマートインターチェンジである。ただ、一時停止をしなければならなくてもスマートインターチェンジの数と利用者は年々増え続けている。それは、一時停止をしなければならない、というデメリットよりも、身近にスマートインターチェンジが存在し、利用することが便利で価値がある、とメリットを感じているからである。

ETCXも使用することでメリットを享受できる、と思われるようになれば、社会構造をガラッと変える可能性を秘めているシステムだと思う。

今後のETCXの導入状況を気にして見てもよいのかも知れません。

イワサキ経営グループ 監査部 三宅英二

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