イワサキ経営スタッフリレーブログ

2024.03.26

カフェインの効果

皆さんは普段の生活で飲むものが私たちの体にどのような影響を与えると思いますか。
普段何気なく摂取する飲み物は私たちの体に様々な効果をもたらします。中でも、コーヒー豆や茶葉などに含まれるカフェインは私たちの体に大きな影響を及ぼします。カフェインが私たちの身体にもたらす効果には次のようなものがあると言われています。
①眠気を覚ます効果 ②疲労感を和らげる効果 ③血管拡張作用による頭痛軽減効果
これら以外にも、スポーツのパフォーマンス改善効果や脂肪の代謝の促進効果があるそうです。
集中力を高めたいときや眠気を覚ましたいときにカフェインが含まれる飲み物を飲むという方も多いのではないでしょうか。

では、なぜカフェインにはこのような効果があるのでしょうか。
人間が疲れを感じたとき、体内では「アデノシン」という物質が生成されます。体内で生成されたアデノシンが受容体と結びつくことで、神経が落ち着いて体がリラックスした状態になり、人間は眠気を感じます。
しかし、カフェインを摂取すると、アデノシンよりも先にカフェインが受容体と結合します。アデノシンの接合が阻害された結果、交感神経が優位な状態となり眠気を感じにくくなります。

カフェインは適量摂取することにより頭が冴え眠気を覚ましてくれます。一方で、カフェインの過剰摂取は、睡眠障害や高血圧と言った健康被害にも繋がる恐れがあります。健康な成人に悪影響のない最大摂取量は400 mg/日(コーヒーマグカップ 3 杯分)とされています。

カフェインの含有量が多い飲み物は私たちの生活にとって身近な存在であるといえます。私自身、紅茶やコーヒーといった飲み物をつい飲みすぎてしまうときがあります。

効果と摂取量を正しく理解して、カフェインと賢く付き合っていくことが大事なのかもしれません。

イワサキ経営グループ 監査部一課 殿岡未来

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