イワサキ経営スタッフリレーブログ
2022.04.01
マイナンバーカードについて
皆さんはもうすでにマイナンバーカードは取得されていますか?
昨年12月の総務省の発表では普及率が全体で40%を超えたと発表がありました。
では、実際にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
まず、メリットとして次のようなことがあげられます。
- 身分証明書として活用でき、コンビニで行政の住民票や印鑑証明書などの各種証明書が取得できます。
- 医療機関によってはマイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになりました。一定額以上の支払いが免除される高額療養費制度も適用されます。マイナンバーカードを健康保険証として薬局に提示し、処方箋を受け取ると薬の情報も確認でき、特定検診の結果も閲覧可能なので紙のお薬手帳が不要になります。
- 確定申告もマイナンバーカードがあればオンライン申告が可能になります。医療費控除などの還付申告の場合は処理がスピーディになるため、手続きが早く還付金の受け取りも早めになります。
- マイナポイントがもらえます。新規取得で5,000ポイント、健康保険証として利用登録するとさらに7,500ポイント、公金受取り口座を紐付けるとさらに7,500ポイントで最大20,000円相当のポイントが付与されます。
- 新型コロナワクチン接種証明書アプリが公開されましたので、ワクチン接種証明として利用することも可能になりました。
そして主なデメリットとしては3つあります。
- マイナンバーカードの紛失や盗難に遭ってしまうと、個人情報が漏洩する危険性があります。住所・氏名・生年月日その他の多くの個人情報が記載されています。
- カードには10年間の有効期限がありますので、その都度更新の為の手続きが必要になります。
- 銀行口座と紐付けされるようになると個人財産などの情報も管理されてしまう事につながります。
上述のとおり非常に便利な面もありますが、デメリットも十分理解し、取扱いや管理には十分注意しましょう。
イワサキ経営グループ 監査部二課 島田雅光