イワサキ経営スタッフリレーブログ

2022.03.13

メタバースによる行動変容について

皆さんは、メタバースという言葉をご存知でしょうか?
近年Facebook社が社名を「Meta」に変更したことで注目を集めています。

メタバースとは、オンライン上に構築された3Dのバーチャル空間、あるいはそのサービスのことを指します。

メタバースによるメリットは、

  1. 仮想空間でのリアルなコミュニケーションが可能になる…専用のゴーグルを用いて仮想空間に参加し、身振り手振りなどをアバターで操作することで他の参加者と自然なコミュニケーションを取ることができます。
  2. どこにでもアクセスできる…インターネットを利用した仮想空間には、国や地域を問わずアクセス可能なため、グローバルな交流が実現できます。

また、メタバースが可能にすることは、

  1. 今までにないエンタメ…アバターとなって参加できる仮想空間では、リアリティを追求するゲームを進化させることや、大人数が空間を共有する音楽ライブなども可能にするでしょう。
  2. ビジネスにも使える…メタ社が開発したバーチャル会議サービスでは、アバターを通して身振り手振りを交えて発言したり、字や図を描いたり、現実に近い会議を行うことが可能です。また、3D環境下での図面やデザイン作成といった共同作業を行うことも可能になります。

新たなテクノロジーとして期待を集めるメタバースですが、リアルな交流が制限される新型コロナの拡大という要因も無視できません。コロナの終息後に成長軌道に乗るためには、課題もあります。

例えば、もっと広範な人が参加したくなるような魅力的なコンテンツを生みだしていけるかという点ですが、現状では、重いゴーグルを装着しなくては仮想空間に入れない、という使い勝手の問題もあります。

さらには、何でもありの「無法地帯」にならないための包括的なルールの形成も必要になるでしょう。

現在イワサキ経営でも新型コロナの影響によりリモート監査、テレワーク、ZOOM等で会議やセミナー等を実施する機会が増えましたが、アフターコロナ後では仮想空間上でアバターとして会社に出社することや遠方のお客様と会話をしたりセミナーを開催したりする未来が来るのではないでしょうか。

イワサキ経営グループ 監査部一課 眞沼大和

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