イワサキ経営スタッフリレーブログ
2016.04.15
子ども会活動を通じて ~村田 圭~
私には小学校に通う3人の子どもがいます。その小学校の子ども会で今年の3月までの2年間、私は役員となって活動をしてきました。常任理事と言われる役職についているのは正副合わせて20数名ですが、自ら望んで役職についている方はあまりいなく、私もそのうちの一人でした。活動はかなり頻繁にあり、皆仕事との両立に四苦八苦しながら進めていました。一緒に役員をやっている方々は年齢も職業も色々で、会議にはスーツ、作業着、迷彩服など様々な服装の仕事着で集まっていました。
私は会計事務所という職業柄、様々な業種の社長さんと接する機会は多く、どのような業種の社長さんも非常に尊敬できる部分が多いことはこれまで感じてきました。しかし、様々な業種の経営者ではない方とここまで時間を共有して同じ目標に向かって物事を進めていくことはなかったように思います。それぞれどんな仕事をしているかは知らずに進めてきましたが、活動を通じて皆非常にまじめで正確な仕事をしていくことにいつも感心していました。
また、小学校の先生方もいつも一緒に会議をし、運動会やドッジボール大会などのイベントの準備や運営をしてくれました。それまでは小学校に行ったり先生と話をしたりという機会はほとんどなく過ごしてきましたが、このように一緒に考え、進めてみると、いかに小学校の先生方が苦労しながら子ども達のために真剣に向き合っているのかがよくわかりました。雑談の中でも子ども達一人一人のことをよく理解していて、担任ではない子どものことも本当によく知っていることに感心し、親としては非常に安心しました。最初は進んで付いた役職ではありませんでしたが、やってみると子ども会活動に主体的に取り組むことができ、ここでなければ出会うことのできない多くの方と出会うことができ、とても貴重な経験ができたと思います。
近頃はモンスターペアレンツや教師の不祥事などのニュースをよく目にしますが、それはほんの一部に過ぎず、日本の経済を担っている教師や親たちの真の姿を目の当たりにすることができ、とてもよかったと今は思います。嫌だと思うお役や仕事も一生懸命に取り組むことで違った世界を見ることができ、今後も何事にもチャレンジしていきたいと感じました。そんな仲間たちとPTA解散式後の懇親会で定期的な再会の誓いの乾杯をして私の子ども会活動は終了しました。