イワサキ経営スタッフリレーブログ
2012.06.28
スタッフは進化している ~菊地 晃~
中小企業において新人の受入れが減少している傾向にあります。これは少子高齢化に伴う若手世代の人口減少もありますが中小企業の経営として経験者による収益確保の即効性が挙げられます。
「企業は人なり」とよく言われております。経営資源のなかで人的資源の確保がなければ企業経営は成り立ちません。企業では人材確保を如何にしていくかが経営の善し悪しに直結することと思います。良い人材を選別して雇用する考えは実際面接等で判断は出来ない事実があります。また中小企業では選択できるだけの応募もないのが現状と思います。
今の時代は人を育てることが一番の重要事項となります。人材教育は企業風土の維持を図り確立をしていく手段ともなります。企業は高い「志」を持ち風土を改善し維持していく努力が必要です。そのためには経営者や従業員のリーダーとしての品位と理想教育が必要と考えます。そこで教育のヒントとしてよく社員教育実践成功として挙げられるディズニーランドの考え方がありあます。ディズニーランドでは9割がバイト社員さんでも理想のスタッフに成長するそうです。ディズニーの教育については色々な教育本がありますが、共通して言えることは「人は育つ」ことです。論理的に効率的にリーダーシップをもって教育すれば人は成長できます。整理をすると次のようになります。
・「教育する前に教育方針を固める」
自分が教えられたとおりでは人は育たない。時の変化により人の意識も変化していることに気付くこと。
・「信頼関係を築くこと」
いつも気にしてくれることを認識されるように接するようにしましょう。
・「コニュニケーション能力を高めること」
常に思いやりをもって行動させましましょう。
・「モチベーションを高めること」
笑顔のある職場造りと明るい挨拶ができる環境を作りましょう。
・「自立心と主体性を持たせること」
人として尊重してあげましょう。
従業員満足が駆動してお客様満足度が向上していくようです。今一度社員教育について考える時間を設けて実践をしていただきと思います。
若い世代で「ヤバイ」との言葉が流行っております。本来は危ないとの意味ですが若者世代では最高とのことのようです。「ヤバイ」会社になることを期待します。良い意味でのことですが。