イワサキ経営スタッフリレーブログ
2009.10.02
ライフプランニング ~菊池美佐子~
先ごろ、弊社のFP部門の担当者にライフプランニングのシミュレーションを行ってもらった。一家の財布を握るようになって15年近く経つものの、単純に収入から生活費を引いて余れば貯蓄くらいのほぼ丼勘定でこれまでやってきた。それでは貯まるものも貯まらない、と時々考えはしたものの、結局は深く考えることもあまりなくやり過ごしてきた。
このライフプランニング、聴き取りは家族構成から所得を得ているものの年収、住宅ローン、生活費、貯蓄額、そこまでは現状を縷々伝えるのみであるが、車をいつ頃買い替えたいかとか、子供を大学に進学させたいか、このあたりで旅行になど行ってみたいかなど、将来的な希望も反映させる。そして、総合的に見て将来どのくらいの資金があれば、お金に困ることなく暮らしていけるのか、逆に収入源である我々に万が一のことがあった場合でも、残される家族が金銭的に困窮することなく暮らしていけるのかを示してくれる。
ここで明らかになったのが、そこそこの保険料を負担しつつも、加入しているその保険が、我々の万が一の時には大した保障にもなっていないことだった。よくある『貯蓄もしながら保障も』というやつだ。それまで意識したこともなかったのだが、そもそも保障があれば貯蓄になる積立部分は満額で返ってはこないであろうことは理解しつつも、計算してみたら満額まで払い込んでも、ここで解約をしてもひどく大赤字なのであった。目が点になっている私に、FP担当者は「貯蓄するなら銀行へ、保障を求めるならきちんと生命保険に。その方がムダがないんですよ」と教えてくれた。
教えられた内容をもとに、この夏休みに従来の保険は満期が間近なものを残して解約した。そして自分と夫に最適で、しかも保険料支払いに無理のないプランを更にFP担当者に設計してもらっている。家計のダイエットもでき、正に一石二鳥である。
保険は住宅の次に高い買い物とよく言われる。新戚や知り合いに勧められるままに加入して、実は自分に最適ではない保険に、高い保険料を払っている人は多いと思われる。現在加入中の保険を見直してみるだけで、生活にゆとりが生まれることもある。機会があればライフプランニングをしてみることをぜひお勧めしたい。弊社FP部門はライフプランニングを無料で行っております。