イワサキ経営スタッフリレーブログ
2007.10.17
定年力検定 ~吉川正明~
11月10日、全国一斉で「定年力検定」が実施されます。今回は第3回目であり、静岡県は沼津労政会館で行われます。
ところで定年力検定とは、いったい何なのでしょうか?これは、当初、鹿児島県のFP協会が独自に行ったものであり、これに全国ネットワークを持つ相続手続支援センターが賛同し、「全国一斉」という形で実現したものです。
内容は、年金、保険、資産運用、不動産、税金、相続贈与の6科目で構成されています。「定年を迎えるにあたって何をすれば良いのだろう」、「自分は安心して定年を迎えられるだろうか」、「今の蓄えと年金で暮らしに困ることはないだろうか」という不安を感じている定年を迎える人、ご主人が定年間近な人、定年はないけどセカンドライフを考えている人などを対象に行います。この検定を通じて、老後に必要な最低限の知識“定年力”を身につけていただき、豊かで充実したセカンドライフを送っていただきたいという願いが込められています。
年金にしろ、退職金にしろ、ボーナスにしろ、年功序列にしろ、昔は当たり前とされていたことが当たり前でない時代になっています。自分の生活は自分で守らないと誰も守ってはくれません。自分で自分を守るためには、経済的な知識は不可欠です。自分が会社で担当していたり、そのような部署にいた知識についてはめっぽう強い反面、関係の薄かった知識についてはほとんど身につけていないのが現状ではないでしょうか。
「定年力検定」は定年を迎えるにあたって最低限必要な知識を問う検定試験ですが、この知識は生きるために必要な最低限の知識でもあります。定年を迎える方だけでなく、既に退職された方、生活に必要な知識を得たいとお考えのあらゆる世代の方々、是非ともチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
自分の生活は自分で守らないといけない時代です。後々であの事を知っていたら、あんな風にもできたのね、と後悔しないためにも勉強していただき、豊かで充実した老後がおくれるよう周到な準備をしていただきたいと思います。