すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
13.診療効率を向上させたい~感染予防~
2016.03.03
入口と待合室を2つ用意し、感染の有無で使い分け
第2章 患者サービス向上のための工夫
入口と待合室を2つ用意し、感染の有無で使い分け
【工夫内容】
感染症(インフルエンザやはしか、風疹、水疱瘡など)の予防対策として、罹患者と非感染者を入口から異なる待合室で待機してもらっている。
POINT 1
導入のきっかけは?
「病院で病気を染されるかもしれない」という非感染者の不安を少しでも取り除くため。
どのように運用しているか?清潔の保持
感染症(インフルエンザやはしか、風疹、水疱瘡など)の予防対策として、罹患者と非感染者を入口から異なる待合室(改築により、入り口~待合室の構造を2つもっている)で待機してもらっている。(受付時の問診で罹患者との接触がないため、院内感染の可能性が低くなるため)。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。
2016.01.29
来院者全員に使い捨てマスクを無償提供
第2章 患者サービス向上のための工夫
来院者全員に使い捨てマスクを無償提供
【工夫内容】
市販の紙マスクを用意し、受付の際に患者様や付き添いの保護者に提供し、待合室での着用をすすめる。
POINT 1
導入のきっかけは?①
看護師の発案(待合室で待機している感染症の患者様が他の患者様への感染源になってしまうことや、冬期に風邪やインフルエンザの患者様<15歳未満>が多くなり付き添いの保護者が感染してしまうことがあったため)。
POINT 2
導入のきっかけは?②
感染予防対策を実施することで、患者様などが安心して通院できるように。
POINT 3
どのように運用しているか?
市販の紙マスクを用意し、受付の際に患者様などに提供し、積極的に着用をすすめる。
POINT 4
どのような効果が出ているか?
冬期は、待合室の患者様(保護者)のほとんどがマスクを着用するようになった。
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2016.01.15
待合室に空気殺菌脱臭装置を設置して、院内感染を予防
第2章 患者サービス向上のための工夫
待合室に空気殺菌脱臭装置を設置して、院内感染を予防
【工夫内容】
待合室に空気殺菌脱臭装置を設置。
POINT 1
導入のきっかけは?①
同じ待合室に感染症の患者様と別の疾病の患者様が同席するため、院内感染の可能性があり、その対策として導入。
POINT 2
導入のきっかけは?②
古い建築物のため、診療所特有の臭いが気になり、患者様からも指摘を受けたことが何度かあったので。
POINT 3
どのようにして運用しているか?
冬期は、感染予防対策のため、加湿機能と併せて使用。フィルターを頻繁に交換することで、効果が出るようにしている。
POINT 4
どのような効果が出ているか?
装置による効果の説明書も院内に掲示し、患者様の指摘が減少している。
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2015.12.30
踏み込み式の蛇口スイッチを導入し、接触による感染を予防
第2章 患者サービス向上のための工夫
踏み込み式の蛇口スイッチを導入し、接触による感染を予防
【工夫内容】
待合室の患者様専用トイレの手洗い場スイッチを足元に設置し、踏むことで水が出るようにした。
POINT 1
導入のきっかけは?
院内感染予防(結膜炎の患者様が蛇口に触れると、次の使用者に感染する恐れがあるため)。
POINT 2
どのように運用しているか?①
待合室の患者様専用トイレの手洗い場スイッチを足元に設置し、踏むことで水が出るようにした。
POINT 3
どのように運用しているか?②その他
①スリッパ等を経由して感染する可能性もあるため、院内は土足。
②小児の患者様の場合、待合室を走り回ったりすることがあり、そういった場面を受付から確認したら、優先して診療する(埃や菌が飛び散らないように)。
③小児が触りそうな場所は、アルコール消毒を行う。
④雑誌等手に取るものは置かない。
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