すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

10.診療効率を向上させたい

2015.08.14

検温時、患者様の目の前で体温計をアルコール消毒し、清潔をアピール

第2章 患者サービス向上のための工夫

10.診療効率を向上させたい~信頼関係の構築【コ・メディカル】

検温時、患者様の目の前で体温計をアルコール消毒し、清潔をアピール

【工夫内容】
受付の接遇向上と感染予防を目的に、検温時、患者様の目の前で体温計をアルコール綿で消毒。

POINT 1
導入のきっかけは?

コンサルタントの提案(受付時の接遇の向上と、すつに実施できる院内感染予防対策として)。

POINT 2
どのように運用しているか?①

受付時、基準にのっとって患者様の検温をする際に、受付スタッフが体温計を患者様の目の前でアルコール綿で消毒し、清潔であることを示してから手渡す。

POINT 3
どのように運用しているか?②

検温後、患者様から体温計を受け取った事務スタッフは、カルテに体温を記入した後、不快感を与えないよう患者様に見えないところでアルコール綿で体温計を消毒している。

POINT 4
どのような効果が出ているか?

検査前の消毒により患者様の安心感が高まり(表情からわかる)、検査後の消毒は待合室で待っている次の患者様の安全につながっている。

実践POINT
何を実践するか??
誰が実施するのか?
誰に対して実施するのか?
費用はどれくらい?
期間はどれくらい?

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。

2015.07.31

看護師が待合室で患者様の様態を確認しながら、不安緩和をサポート

第2章 患者サービス向上のための工夫

10.診療効率を向上させたい~信頼関係の構築【コ・メディカル】

看護師が待合室で患者様の様態を確認しながら、不安緩和をサポート

【工夫内容】
リーダー業務の看護師が待合室の患者様の様態の確認と不安を和らげるために待合室に出て行き、診療・リハビリをコーディネートしている。

POINT 1
導入のきっかけは?

待合室における患者様の不安の緩和と、診療とリハビリテーションを一体的に提供するための情報収集(事前に患者様の様態を確認することでスムーズに連携できる)のため。

POINT 2
どのように運用しているか?

業務リーダーの看護師が20分おきに待合室に出て、患者様の様態を確認しながら、不安に思うことなどを尋ねている。

POINT 3
どのような効果が出ているか?

診療前に患者様の様態などを確認し、院長に申し送りすることで診療効率を高め、リハビリの実施の際にメニューに盛り込むなど、コーディネートしている。また、痛みの強い患者様などを把握し、院長、看護師、リハビリスタッフと調整をとりながら、レントゲンや検査の順序を前後させて、苦痛を和らげることができている。

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2015.07.15

看護師が積極的に待合室に出て、声かけ・お茶出しをする

第2章 患者サービス向上のための工夫

10.診療効率を向上させたい~信頼関係の構築【コ・メディカル】

看護師が積極的に待合室に出て、声かけ・お茶出しをする

【工夫内容】
看護師が積極的に待合室に出て行き、お声かけ、お茶出しをする。

POINT 1
導入のきっかけは?

診療所の誰かが関わることで、「放って置かれている」という感覚を患者様にもたれないようにするため。

POINT 2
どのように運用しているか?①声掛けの工夫

20代、30代、40代といった幅広い年代の女性の患者様が多く、お茶出しをする際に話のきっかけをはかりながら(話すことを望まない患者様もいるので、様子をみて判断している)声をかけるようにしている。

POINT 3
どのように運用しているか?②お茶出しの工夫

女性の患者様が多いので、温かい飲み物をお出しするようにしているが、季節により冷たいもの、温かいものと使い分けている。

POINT 4
どのような効果が出ているか?

「待ち時間が長い」と患者様が醸し出す雰囲気を感じることが少なくなった(事務スタッフ)。

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