すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

7.診療内容や理念をアピールしたい

2015.02.13

「ユニバーサルスタンダードの追求」の理念の具現としてバリアフリー化

第1章 新規患者を獲得するための工夫

「ユニバーサルスタンダードの追求」の理念の具現としてバリアフリー化

【工夫内容】
待合室を居心地のよい空間、バリアフリーに改造した。

POINT 1
導入のきっかけは?

理念という「抽象的」なものを言葉で伝えるよりも、行動(居心地のよい空間の提供)で示すことで、「患者志向である」というメッセージをインパクトをもって伝えられると考えたため。

POINT 2
どのようにして伝えるのか?

待合室をバリアフリーにして、居心地のよい空間として提供する。

POINT 3
バリアフリー化することで伝えたいことは?

バリアフリー化することでユニバーサルスタンダード(安全の追求)を目指しているというメッセージを送り、医療においても世界水準であることを伝える。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。

2015.01.30

できるだけ多くの人の目に触れるよう、待合室・HP上に院訓を掲示

第1章 新規患者を獲得するための工夫

できるだけ多くの人の目に触れるよう、待合室・HP上に院訓を掲示

【工夫内容】
院訓を作成し待合室に掲げた。さらにHP(ホームページ)も作成し、そこにも院訓を掲載した。

POINT 1
導入のきっかけは?

「インターネットで診療科目を検索する人が増えている」というコンサルタントの提案により、ホームページを作成。多くの人の目に触れる「場」として院訓を掲示した。

POINT 2
院訓はどのような理念を込めているのか?

「患者様への思いやりを第一に考え、良質な医療を提供し、地域の皆様から愛される医院をめざします」-これは、院長の医療に対する考え方、患者様への思いなどがその診療所の理念として反映している。

POINT 3
どのような効果が出ているか?

一番の効果としては、院長、スタッフたち自らが院訓に恥ずかしくない行動・言動をとるようになったことである。

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2015.01.15

スタッフに理念を浸透させ、診療所全体で具体化

第1章 新規患者を獲得するための工夫

スタッフに理念を浸透させ、診療所全体で具体化

【工夫内容】
院長が「自院をどのようにしたいのか」をスタッフに浸透させた。

POINT 1
導入のきっかけは?

院長同様、もしくはそれ以上に患者様と接する機会が多いスタッフに対して院長の理念を説き、理解してもらう必要があるため。

POINT 2
どのように実施しているか?

スタッフミーティングの開催。これにより、心がまえが変わり、進んで患者様のためになることを提案するようになり、自己啓発に取り組むスタッフが増えてきた。自然と院内の雰囲気がよくなった。

POINT 3
どのような効果が出ているか?

①できるだけ患者様の名前を覚えるようにし、受付時に診察券を出される前に、「〇〇さん、こんにちは!」と声かけするようにした。
②介助が必要な患者様に対しては、できるだけ玄関先から介助するように心がける(しかも看護師の手が空いている場合は、事務スタッフよりも優先して看護師が介助したほうが患者様は安心するのではないか、との思いで実践している)。
③診療の内容(恥ずかしい部分)によっては、看護師は席を外す(もしくは目線を外す)ようにした。

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2014.12.26

クチコミを利用して、スポーツ選手に対する診療実績をアピール

第1章 新規患者を獲得するための工夫

クチコミを利用して、スポーツ選手に対する診療実績をアピール

【工夫内容】
院長がスポーツドクターのため、スポーツ選手のサインボール等を待合室に飾り、高校球児等の集患アップにつなげている。

POINT 1
どのようにして行っているか?①

院長名入りのスポーツ選手のサインボールや、院長と一緒に写った写真(院内で撮影したもの)等を待合室に飾る。そのほか、サイン入りユニフォームやサイン入りパネルなど、選手から贈られたものを壁に掛けている。

POINT 2
どのようにして行っているか?②

待合室に院長の著書を置いている。実績をアピールできるだけでなく、待ち時間に読んでいただくことにより知識が深まって診療の効率も高まる。

POINT 3
どのような効果が出ているか?

部活動をしている高校生を中心にクチコミで評判が広がり、若い患者様が増えている。

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2014.12.15

小児患者にキャラクターカレンダーを配布し、診療所名・診療科目をアピール

第1章 新規患者を獲得するための工夫

小児患者にキャラクターカレンダーを配布し、診療所名・診療科目をアピール

【工夫内容】
花粉症の時期の患者様を増やすため(知名度アップ)、10月より、子供用カレンダーを配布している。

POINT 1
導入のきっかけは?

花粉症の時期(3月)の患者様を増やすための告知がねらい。大人用のカレンダーなどは捨てられる可能性が高いが、キャラクターがプリントされた小児用であれば大切にしてもらえるだろうと判断。

POINT 2
どのように運用しているか?①

毎シーズン(10月~翌年の1月くらいまで)、100部用意(@200)。男の子用と女の子用の2種類作成している。1枚で12カ月分載っているカレンダーの下部に診療所名称と所在地、電話番号、診療時間を掲載している。

POINT 3
どのように運用しているか?②

診療終了後に受付より「えらかったね」の言葉とともに、患者様自身に選んでもらっている。

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