すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2019.08.31
電子カルテの使用法の見直しで、医師と看護師の連携強化
第3章 業務効率の向上、人材育成のための工夫
工夫内容
電子カルテの使用方法の変更。
POINT1 導入のきっかけは?
コンサルタントの提案。
看護師が定着しないので、コンサルタントが全員と面接をしたところ、電子カルテの使用法に問題があることがわかった。
院長が2号紙をプリントアウトして看護師に指示を出していたため、看護師は患者様の既往歴や個人情報を把握していない状態で患者誘導や処置などの接遇をしなければならない。
当然、患者様からのクレームが多かった。
POINT2 どのように運用しているか?
紙カルテと同じように、患者情報(1号紙)と2号紙をプリントアウトしてファイルしたものをクリアファイルに入れて看護師に配布。
POINT3 どのような効果が出ているか?
患者様からのクレームが減り、業務の効率化とストレス軽減によって看護師の退職がなくなった。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。