すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2019.08.03

「時間帯別受付患者数」グラフの掲示により、混雑の集中を緩和

第2章 患者サービス向上のための工夫

工夫内容

前週の患者様の時間帯ごとの受付分布数をグラフ化し、待合室に掲示。

POINT1 導入のきっかけは?

患者サービスの向上(時間帯ごとの受付患者様の数を均等化し、どの時間帯においても、できるだけ待ち時間を短くする)。

POINT2 どのように運用しているか?

前週の患者様の受付数を時間帯別にグラフ化し、「時間帯別受付患者数」として待合室に掲示(受付スタッフが管理・運営を担当。最初に基本グラフを作成し、以降は、当日の時間帯別の受付数データを入力していく)。

POINT3 どのような効果が出ているか?
  1. 事前にグラフを見てから、受付に来てくださる患者様が増え、混雑していた時間帯が緩和された。
  2. 混雑時でも、グラフを見ることで、状況を理解していただけ、お待たせしてもクレームとなる回数が減った。

実践ポイント

何を実施するのか?誰が実施するのか?誰に対して実施するのか?費用はどれくらいかかるのか?期間はどれくらいかかるのか?

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。