すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2019.07.27
待合室に番号札を導入し、診療の順番を案内
第2章 患者サービス向上のための工夫
工夫内容
番号札(受付時に番号札をお渡しし、診療室前に番号を表示して「何人待ち」をお知らせする)の導入。
POINT1 導入のきっかけは?
携帯電話やPCによる予約外来を行っているが、地域の休日診療の担当日やインフルエンザなどの感染症流行時期には予約以外の救急の外来の患者様が集中するため、どうしても一般外来の待ち時間が長く(ピーク時で2時間以上)になることがあったため。
POINT2 どのように運用しているか?
予約外の一般の患者様を対象に、外来順に受付で番号札を渡し、診療室前の「診察番号」表示と照らし合わせ、待ち時間の参考にしてもらっている。
POINT3 どのような効果が出ているか?
待ち時間についての問い合わせがなくなり、そのたびに手が止まっていた受付スタッフの事務作業が円滑に流れるようになった。プライバシー保護の点からも患者様からは喜ばれているようだ。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。