すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2019.07.23
診療時間予測システムを導入し、待ち時間の有効活用を提案
第2章 患者サービス向上のための工夫
工夫内容
インターネットを使用した「受付システム」の導入(診療予定時間を記載した番号票を窓口受付時に発行。また、携帯電話でも、診療所のHP(ホームページ)にアクセスして、自分のパスワードを入力すれば、現在の最新の診療予定時間を見ることが可能)。
POINT1 導入のきっかけは?
患者様の待ち時間を有効活用できるよう、来院受付時に診療時間を予測できるシステムが必要であるため。
POINT2 どのように運用しているか?
来院受付時に、診療予測時間を記載したシートを発行し、診療時間のほぼ直前に再来院を促す。また、携帯電話からインターネットに接続すると、変動予測されるリアルタイムな診療時間の情報を得ることができる。
POINT3 どのような効果が出ているか?
待ち時間に対するストレスの軽減と、診療時間までの外出希望者の増加に伴う、駐車場および待合室の混雑の緩和、院内感染の予防が可能となった。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。