すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2019.07.07
糖尿病患者が食事療法を実践するためのメニューを提案
第2章 患者サービス向上のための工夫
工夫内容
糖尿病の患者様が食事療法を実践できるよう、献立を提案。
POINT1 導入のきっかけは?
糖尿病の患者様が前向きに食事療法に取り組めるよう、実践可能な献立を考えて提案する必要があったため。
POINT2 どのように運用しているか?
実際に調理して、試食し、味や見栄えなどのよいものは写真を撮って作り方、材料等の情報を記載して受付にディスプレイ。不定期(月2回ほど)であるが、管理栄養士の資格を持つ事務所スタッフが実践している(1回当たりの平均コストは1,000~3,000円)。
また、写真付き献立シートをクリアファイルに入れ、患者様が持ち帰れるようにしている。1カ月に350枚~400枚の利用がある。
プラス1
開業時以来の外部環境再調査と内部環境最適化の更新により即時の増患効果を獲得
実践ポイント
開業以来行っていなかった外部環境(診療所周辺の住民の生活動線調査と、それに基づく診療所看板の設置場所と効果の関係測定)を再調査し、さらに内部環境(患者様アンケートに基づくサービス向上、内装と患者様の年齢層とのマッチング調査、HP内容の刷新)の最適化により、増患につながった(近畿/内科)。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。