すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2019.05.31

個別ニーズに対応するために、使い捨ての有料スリッパを導入

第2章 患者サービス向上のための工夫

工夫内容

待合室のスリッパを使用のつど、アルコール消毒する(消毒する際、あえて患者様の前で実施する)。

POINT1 導入のきっかけは?

診療所であるため、清潔感が必要。スリッパがきれいなものであることをアピールするために患者様の前で消毒している。

POINT2 どのように運用しているか?

患者様が一度使用されたスリッパはカゴにまとめ、定時おしくはカゴがいっぱいになった時点で受付事務スタッフがアルコールスプレーで清拭する。この行為を患者様の目の前で実施する。また、未使用スリッパは重ねて保管するのではなく、一足ずつ揃えて棚に並べている。

POINT3 どのような効果が出ているか?

患者様の目の前で消毒することにより、清潔なスリッパと認知されている。また、印象もよいようである。

プラス1

待合室の入り口にスリッパの滅菌器を設置し、清潔をアピール

実践ポイント

患者様が直接ふれる物であるスリッパの衛生に着目し、専用の滅菌器を導入。特に、女性の患者様から好評を得ている(中国・四国/内科)。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。