すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2015.12.15

「最近多い質問と回答」を掲示し、診療前に疾患に対する情報を提供

第2章 患者サービス向上のための工夫

「最近多い質問と回答」を掲示し、診療前に疾患に対する情報を提供

【工夫内容】
副鼻腔炎など、自分で確認できない、なじみの少ない疾患について質問が多く、回答に時間を費やしていたので、図やイラストを用いて説明。受診の前に「質問と回答」を読んでもらうことで疾患への理解が深まり、治療の効率化が高まる。

POINT 1
どんな内容を掲示するか?

なじみの少ない疾患(自分で確認できない副鼻腔炎など)。。

POINT 2
どのように表現するか?

1問1答形式で図、イラストを多用している(簡潔にわかりやすくするため)。

POINT 3
どこに掲示するか?

待合室(診療を受ける前に読むことで、基礎知識を身につけてもらうため)。

POINT 4
誰が行うか?

医師(疾患の質問について正確に答える必要があるため)。

実践ポイント1
どれくらいの頻度で掲示内容を変更するか?

約2カ月(季節ごとの年4回では、感覚的に変化が少ないため、隔月で行う)。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。