すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2015.11.30
携帯電話による予約システムの導入で混雑を解消
第2章 患者サービス向上のための工夫
携帯電話による予約システムの導入で混雑を解消
【工夫内容】
患者数が多く、待ち時間が長時間になっていたため、携帯電話による予約システムを導入した。
POINT 1
導入のきっかけは?
繁忙期は1日の来院患者数が200名を超える。また、患者様の4割が小児であり、高齢者の比率が非常に低いため、携帯電話による予約システムの稼働率が高くなると見込み、導入。
POINT 2
どのように運用しているか?
すべての時間で予約可能(空き時間があれば予約を入れることが可能)。基本的に患者様1人当たりの診療時間の短い科であり、トラブルはない。
POINT 3
どのような効果が出ているか?①
待ち時間の緩和だけでなく、予約時間まで近隣のスーパーで買い物するなど、有意義に過ごしていただいている。
POINT 4
どのような効果が出ているか?②
予約システム導入により、来院順に呼ばれないことが常態化したため、診療所側の都合(感染症等の患者様など)で先に診療しても苦情が出なくなり、診療を行う上での自由度も広がった。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。