すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2015.07.31
看護師が待合室で患者様の様態を確認しながら、不安緩和をサポート
第2章 患者サービス向上のための工夫
10.診療効率を向上させたい~信頼関係の構築【コ・メディカル】
看護師が待合室で患者様の様態を確認しながら、不安緩和をサポート
【工夫内容】
リーダー業務の看護師が待合室の患者様の様態の確認と不安を和らげるために待合室に出て行き、診療・リハビリをコーディネートしている。
POINT 1
導入のきっかけは?
待合室における患者様の不安の緩和と、診療とリハビリテーションを一体的に提供するための情報収集(事前に患者様の様態を確認することでスムーズに連携できる)のため。
POINT 2
どのように運用しているか?
業務リーダーの看護師が20分おきに待合室に出て、患者様の様態を確認しながら、不安に思うことなどを尋ねている。
POINT 3
どのような効果が出ているか?
診療前に患者様の様態などを確認し、院長に申し送りすることで診療効率を高め、リハビリの実施の際にメニューに盛り込むなど、コーディネートしている。また、痛みの強い患者様などを把握し、院長、看護師、リハビリスタッフと調整をとりながら、レントゲンや検査の順序を前後させて、苦痛を和らげることができている。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。