すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2015.02.27

診療内容の予習によって、外来診療の時間効率が向上

第2章 患者サービス向上のための工夫

診療内容の予習によって、外来診療の時間効率が向上

【工夫内容】
予約制をとっている外来診療で、前日までに予約の患者様の診療内容について予習を行う。予習をすることで電子カルテ記載等を効率的にできるようになり、待ち時間が短縮した。

POINT 1
どのような診療についての予習を行うか?

予約制をとっている外来診療で、前日までに予約の患者様の診療内容について院長と医師で予習を行う。

POINT 2
どのように予習(内容)を行うか?

翌日の予約診療の患者様に関する診療内容などを予習し、メモに記載する。

POINT 3
どのような効果が出ているか?

診療当日、電子カルテに入力する情報量が減ったため、患者様の回転率が高まった。

プラス1
自動間欠牽引装置の導入により腰痛治療における患者様の身体的負担、スタッフの作業負担を軽減

実践ポイント
腰痛治療において、従来は仰臥位で牽引していたが、座位での装置着脱が可能な自動間欠牽引装置を導入。患者様の身体的負担だけでなくスタッフの作業負担も軽減された(中国・四国/内科)。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。