すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2015.01.15
スタッフに理念を浸透させ、診療所全体で具体化
第1章 新規患者を獲得するための工夫
スタッフに理念を浸透させ、診療所全体で具体化
【工夫内容】
院長が「自院をどのようにしたいのか」をスタッフに浸透させた。
POINT 1
導入のきっかけは?
院長同様、もしくはそれ以上に患者様と接する機会が多いスタッフに対して院長の理念を説き、理解してもらう必要があるため。
POINT 2
どのように実施しているか?
スタッフミーティングの開催。これにより、心がまえが変わり、進んで患者様のためになることを提案するようになり、自己啓発に取り組むスタッフが増えてきた。自然と院内の雰囲気がよくなった。
POINT 3
どのような効果が出ているか?
①できるだけ患者様の名前を覚えるようにし、受付時に診察券を出される前に、「〇〇さん、こんにちは!」と声かけするようにした。
②介助が必要な患者様に対しては、できるだけ玄関先から介助するように心がける(しかも看護師の手が空いている場合は、事務スタッフよりも優先して看護師が介助したほうが患者様は安心するのではないか、との思いで実践している)。
③診療の内容(恥ずかしい部分)によっては、看護師は席を外す(もしくは目線を外す)ようにした。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。