すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2014.10.15

乳幼児健診カードを作成し、新生児の「小児科での定期健診」の実施をアピール

第1章 新規患者を獲得するための工夫

乳幼児健診カードを作成し、新生児の「小児科での定期健診」の実施をアピール

【工夫内容】
母親への来院する動機づけとして、乳幼児健診カードを作成している。

POINT 1
導入のきっかけは?①

乳幼児健診は、生後1か月、3~4カ月時、6~7カ月時、10カ月時、1歳時、1歳半時とチェックポイントが定められている。母子健康手帳に記載されているものの、日々育児に追われる母親にとって適切な健診時期を忘れずに受診することは難しいため。

POINT 2
導入のきっかけは?②

産婦人科が生後まもない乳児の健診を行っていることが多い。当院では「専門である小児科医が行うべき」との思いがあり、広報する必要性があるため。

POINT 3
どのように運用しているか?①

ひと目でわかるような「個々の受診者ごとの健診スケジュール」や「チェックポイント」、また健診の重要性について解説した診療所独自の健診カードを作成している。

POINT 4
どのように運用しているか?②

常時確認しやすいように母子健康手帳のサイドポケットに収納できるサイズに設計している。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。