すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪
2014.09.15
待合室に患者様作の絵画・写真を展示した「院内ギャラリー」を設置
第1章 新規患者を獲得するための工夫
待合室に患者様作の絵画・写真を展示した「院内ギャラリー」を設置
【工夫内容】
患者様の要望により、待合室に患者様の絵画や写真を展示した院内ギャラリーを設置。高齢の患者層獲得を期待した話題作り(クチコミ効果)であったが、待ち時間対策にも寄与している。
待合室に温かみができ、また、「訪れるだけで元気の出る診療所」となった。
POINT 1
導入のきっかけは?
患者様はもちろん、それ以外の人にも「診療所に行ってみたい」と思っていただくための話題作りとして院内ギャラリーを設置。
POINT 2
どのように運用しているか? ①費用
2~3万円(絵画を吊るすためのレール設置費用)。
POINT 3
どのように運用しているか?②話題性確保
定期的(おおむね1カ月)に掲示物を変更することで飽きさせないようにしている。
POINT 4
どのような効果が出ているか?
展示作品を通して、患者様同士のコミュニティができた。待合室の壁1面(5mほど)、10作品くらい展示しているが、定年退職後、絵画や写真を趣味にしているという方が多く、現在では展示の順番待ちが多数になっている。
このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。