すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2014.06.15

診療時間を工夫し、サラリーマンの勤務時間・生活時間に対応

第1章 新規患者を獲得するための工夫

診療時間を工夫し、サラリーマンの勤務時間・生活時間に対応

【工夫内容】
早朝や夜間、休日(土曜午後診)など診療時間を工夫することで、他院との差別化を図っている。

POINT 1
どのように運営しているか?①診察日時の工夫

サラリーマンの勤務時間、生活時間に対応した診療体制(開院、閉院時間)を整備している。

POINT 2
どのように運営しているか?②診療体制 

平日①(月・水・金):サラリーマンの患者様の「出勤時間の前に診てほしい」というニーズに合わせて午前7時30分より開院。
平日②(火・木):サラリーマンの患者様の「勤務時間の後に診てほしい」というニーズに合わせて午後9時まで開院。
週末(土):サラリーマンの患者様の「週末も診てほしい」というニーズに合わせて午後3時~7時まで開院。

POINT 3
どのように運用しているか?③人員体制 

午前7時30分出勤のスタッフには「早朝手当」を支給している。

POINT 4
どのように運用しているか?④診療報酬上扱い 

開院時間の増加による患者数の増加は、1人当たりの診療時間の減少(外来管理加算の減収)を招くが、夜間早朝加算は算定することができる。何よりも夜間1時間でも他院より遅くまで開いていることでサラリーマン層から「かかりつけ医」として選ばれやすい。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。