すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2014.05.30

予約制を導入し、サラリーマンの就業前(朝7時)から診療を開始

第1章 新規患者を獲得するための工夫

予約制を導入し、サラリーマンの就業前(朝7時)から診療を開始

【工夫内容】
院長の発案で開院時間を朝7時に調整。「会社に行く前に診てもらえる」との評判が広がり、患者数の5%程度を占めるようになった。

POINT 1
なぜ7時から開院しているの?

「出勤前に」という診療ニーズへの対応(駅前に立地しており、通勤の途中に立ち寄ることができる)。

POINT 2
どのように運営しているか?①診療体制 

予約制での対応(前日までの予約により、開院時間を調整。開院していると、予約をしていない別の通勤途中のサラリーマンなどが立ち寄って診療を希望されることもあるが、その際は柔軟に対応している)。

POINT 3
どのように運営しているか?②人員体制

予約があった日の勤務シフトを調整(スタッフに対しては「時間外手当」を支給)。

POINT 4
どのように運営しているか?③告知方法

駅の広告看板に掲示(駅前に立地しており、電車通勤者の印象に残りやすいため)。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。