アジアオフィスだより
2017.04.26
アジアビジネス相談会 記録簿より(その1)
3月に開催した「アジアビジネス相談会」にて寄せられたご相談の内容を4回に分けてご紹介します。
「あれ!?これってわが社も関係あるかも!?」と思っていただければ幸いです。
お客様からのご相談
アジアのとある国(以下A国)で「中古品の買い取り」をしています。ただし、国が異なると中古品の法令も異なるため、私の経験上、一番問題ないであろう方法を選択していますが、ひょっとしたらもっといい方法があるんじゃないかと気になっています。
シンガポールオフィス回答
お聞きした方法は確かにちょっと「面倒な方法」を採用していらっしゃいます。
解決方法の一つとしてまずそのA国に「法人」を設立して営業ライセンスを取得するのはいかがでしょうか?ライセンスが取得できるかどうかは現地の弁護士に調査をさせます。
さらに、そのA国の法人にお金を置いておくのが不安な場合は、「香港」または「シンガポール」にも法人を設立します。この法人には「決済と金庫」の役目を担わせます。そうすることで、日本円はもちろんですが、USドルを海外にてためることができます。
このことで社長のご不安のほとんどは解消するかもしれませんね。
相談の結果
この社長様は「こんな質問が地元でできるなんて感動しました!」と満足していただけました。
(Facebookページ4/14掲載分)