駿河増販塾ブログ

2020.03.12

シェアサービスに対する不安 日本への影響(まるわかり経済学204回)

上昇アニキこと宮口巧が経済学について6分で解決しちゃう「上昇!アニキの まるわかり経済学」
毎週木曜日 12:48〜 VOICE CUE(FM77.7MMHz)ボイス・キュー ukiukiワイドももいろクラブ内で放送しています。

シェアリングサービスは日本の経済にどのような影響があるか

前回はシェアサービスというのはどんなサービスかということや、日本は国際的にシェアサービスをまだまだ利用されていないという解説をしました。

総務省情報通信白書によりますと、シェアサービスに対する不安というのがありまして、借りる側も貸す側も最も多かったのは、トラブルが発生をした時の不安だったんですね。次いで、借り手貸し手ともに双方への連絡手段が明確化というところ、それからお互いにプロフィールの確認がちゃんとできるかということが上位になっていたんですね。

しかし、このような不安が解消され、消費が拡大されれば、大きな市場になるというようなことも予想されていて、矢野経済研究所のデータによると、2015年に400億円ぐらいに満たなかった市場規模も、2017年には716億円、そしてオリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、1兆円を超える市場規模に成長するというふうにも予測されているんですね。

特にオリンピックイヤーには、シェアサービスが比較的定着していて抵抗感も少ない訪日外国人が急増することも見込まれていますので、いわゆるインバウンド市場というのにも大きな期待があるんですね。

すでに民泊の利用は外国人観光客が中心ということであることも、この市場が拡大する要因と言えると思います。

なるほど日本のシェアサービスはこれから成長していくということなんですね!

今日のまるわかり経済ポイントは
「キャッシュレスとサブスクが定着のカギ!」

キャッシュレスは現金以外での精算支払いのことですね。
サブスクというのは「サブスクリプション」と言う言葉の略で、もともとは定期購入という意味なんですね。
年間の使用料とか一定期間に係る料金を先払いすることで、支払った金額の期間は何度でもそのサービスを受けられる定額料金サービスということになっていまして、今一番利用されているのは音楽配信サービスなんですね。

音楽というのは、一般的に昔は、お店でレコードもしくはCDを購入して専用のプレーヤーでかけて聴くというのが音楽の消費スタイルだったんですが、それが音楽データをダウンロードして購入するということに変化してきました。

そこから、今は、月間年間の使用料・利用料を音楽配信サイトに支払って、その期間は世界中の音楽を聴き放題というサービスになっていて、CDを所有するという概念がなくなりつつあるんですね。

このようなことがさまざまなシェアサービスの入り口になり、それで市場の拡大につながっていく可能性が高まると思っています。

日本でのシェアサービスはいつ頃から始まっているのでしょうか?

今のようなシェアサービスが本格的に提供されはじめたのは2015年くらいからですが、2016年には国が検討委員会を設置して、この周辺のサービスにあるルール作りなどというのを行ってきたんです。

ただ、歴史的には、古来から日本にある「お裾分け」という文化は、まさにもののシェアそのものなんですね。

また地方によっては近所の人や仲間でお金を集めて、誰かがお金に困ったときにそのお金を貸してあげるというお金のシェアサービスなんかも文化として残っている地域があります。山梨なんかまだ残っていたりするんですけども。

今はIT技術によるサービスが主流なんですが、シェア・共有する交換するという文化は、昔から日本の文化にあったといえるんですね。

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