アジアオフィスだより

相談記録簿より

2017.05.29

アジアビジネス相談会 記録簿より(その4)

3月に開催した「アジアビジネス相談会」にて寄せられたご相談の内容を4回に分けてご紹介しています。今回で最終回となります。

「あれ!?これってわが社も関係あるかも!?」と思っていただければ幸いです。

お客様からのご相談

食品を扱っています。うちの商品は品質と価格とのバランスが強みです。そこで、うちの商品がアジアのどの国に可能性があるかを調べるうえでどういう方法があるのかアドバイスがほしいです。

シンガポールオフィス回答

できるだけ多くの国で、低コストに調査できる方法をご紹介します。

イワサキ経営シンガポールオフィスは、ASEAN10か国を中心に現地で活動をする公認会計士・弁護士とのネットワークを構築しています。その数はすでに250名にもなりました。

このネットワークに社長の商品のサンプルを提供します。そして、その士業の方々を通じて現地の商社や貿易を行っている方にリサーチするのです。

この方法を使えば社長がいちいちすべての国に行く必要もなく調査をすることが可能ですよ。

相談の結果

「そんな方法で事前調査できるのですか。自分で行く手間も省けるし、可能性の有無が事前にわかるのであればかなり価値はありますね。」と調査に前向きでした。

詳細や疑問点についてはお気軽に「イワサキ経営シンガポールオフィス」まで

2017.05.15

アジアビジネス相談会 記録簿より(その3)

3月に開催した「アジアビジネス相談会」にて寄せられたご相談の内容を4回に分けてご紹介しています。

「あれ!?これってわが社も関係あるかも!?」と思っていただければ幸いです。

お客様からのご相談

日本でとある商品を製造販売しています。
日本の市場縮小に備えて海外で製造販売をしたいと考えています。
私の商品はどこの国だったら可能性がありますか?

シンガポールオフィス回答

社長の扱っている商品には、かなりのこだわりが感じます。私はこれを「かっこいい」と思いいますが、これがアジアで即受け入れられるかどうか。というのは私にもわかりません。調査をするというのであればそのご支援は可能です。

ただ、社長はどう思われるかわかりませんけれども、アジアで日本の「アニメ」はとても人気です。このアニメのキャラクターをデザインした商品を作って、アジアのアニメフェスタなどで販売するというのはいかがでしょうか?

ご相談の結果

この社長様は「まさかアニメキャラクターを進められるとは思っていなかった。確かにちょっと受け入れがたい内容ではあるけれども、だからこそ自分では気づけない助言をもらえた。」と満足していただけました。(Facebookページ 5/12掲載分)

詳細や疑問点についてはお気軽に「イワサキ経営シンガポールオフィス」まで

2017.04.28

アジアビジネス相談会 記録簿より(その2)

 3月に開催した「アジアビジネス相談会」にて寄せられたご相談の内容を4回に分けてご紹介しています。

「あれ!?これってわが社も関係あるかも!?」と思っていただければ幸いです。

お客様からのご相談

静岡県内でサービスを提供しています。
ただ、最近事業拡大に伴う「人材確保」に悩んでおります。これを機に外国人の方に日本で働いてもらえないかと思っていますが助言もらえませんか?

シンガポールオフィス回答

ご相談の業務内容を外国人の行ってもらうためには、技能実習生という制度を使って日本で働いてもらう。というのが有効かもしれません。ただし、これにはいくつか条件があるのでそちらについては制度を確認してください。
あともう一つは、日本で行っている事業を海外で行うということもご検討してみてはいかがですか?日本も今後市場が縮小していくでしょうからそれに備えて今のうちに海外で御社のサービスやサービスを裏で支える技術や考え方を輸出する。という観点もぜひご検討ください。
詳細や疑問点についてはお気軽に「イワサキ経営シンガポールオフィス」まで

2017.04.26

アジアビジネス相談会 記録簿より(その1)

3月に開催した「アジアビジネス相談会」にて寄せられたご相談の内容を4回に分けてご紹介します。

「あれ!?これってわが社も関係あるかも!?」と思っていただければ幸いです。

お客様からのご相談

アジアのとある国(以下A国)で「中古品の買い取り」をしています。ただし、国が異なると中古品の法令も異なるため、私の経験上、一番問題ないであろう方法を選択していますが、ひょっとしたらもっといい方法があるんじゃないかと気になっています。

シンガポールオフィス回答

お聞きした方法は確かにちょっと「面倒な方法」を採用していらっしゃいます。
解決方法の一つとしてまずそのA国に「法人」を設立して営業ライセンスを取得するのはいかがでしょうか?ライセンスが取得できるかどうかは現地の弁護士に調査をさせます。
さらに、そのA国の法人にお金を置いておくのが不安な場合は、「香港」または「シンガポール」にも法人を設立します。この法人には「決済と金庫」の役目を担わせます。そうすることで、日本円はもちろんですが、USドルを海外にてためることができます。
このことで社長のご不安のほとんどは解消するかもしれませんね。

相談の結果

この社長様は「こんな質問が地元でできるなんて感動しました!」と満足していただけました。
(Facebookページ4/14掲載分)
詳細や疑問点についてはお気軽に「イワサキ経営シンガポールオフィス」まで